かりぷトピックス
4月3日:高齢者が安心して住みつづけられる街づくり
4月3日のFMドラマシティ厚別介護物語は、ゲストに前衆議院議員の和田よしあきさんをお招きした。
テーマは「 高齢者が安心して住みつづけられる街づくり」。
①孤独死、孤立死が急増→高齢者の見守りと生活サポート
②義務制学校の閉鎖のために避難所が減少するなど避難の困難性
③見守り組織の課題(民生委員、町内会、包括支援センター、介護事業所、医療機関等)
をとりあげた。
冒頭に、「北海道道議会で、医療と介護の報酬引き上げを国へ要望することを全会派一致で決めたとの情報」を今週の話題とした。
6割以上の病院で赤字、2024年の介護事業者の休廃業・解散件数は612件に達し、前年(510件)より2割増えたことなどが背景としてあると報告し、和田さんも懸命に働いている医療や介護の現場に手厚い対応が必要、現在の物価高や人件費高騰に追いついていない。
また介護施設が人材紹介や入居者紹介等に特別な費用を支払う現状にも規制が必要と。
見守りについて、孤独死・孤立死の統計が開示されず有効な手立てがとられていないことにも同意いただいた。
和田さんは「ケアテック活用推進議連」の事務局長をされており見守りにIT分野の活用も必要と。
フィンランドの子育て家族を支える制度が、世界中から注目を集め、そのなかでも「ネウボラ(neuvola)」を紹介していただいた。
子供は国家の宝という観点から設立されたもので、日本でも導入できればと。
妊娠期から子どもが小学校にあがるまで、同じ担当者(通称「ネウボラおばさん」)が継続的にサポートをするとのことだった。
「安心して住みつづけられる街」とは、社会保障制度だけでなく、豊かな文化を享受でき高齢者が元気に活きいきと刺激あふれる生活が必要と無茶振りした。
新札幌劇場の復活やコミュニティを組織する専門家の必要性についても互いに共感できた。
実り多い「対談」となった。是非続きをやりたいものです。

曲は、和田さんからはOfficial髭男dismの「TATTOO」、石山はPPMの「悲惨な戦争」でした。
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