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ごあいさつ

日頃より、社会福祉法人協立いつくしみの会の事業と活動に対し、ご指導・ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

当法人は、1993(平成5)年に設立しました。それを遡ること10年前の1983(昭和58)年、高齢者の「社会的入院」や介護心中など、寝たきり老人問題が深刻になってきたことを受け、安心して老いるための施設と福祉制度の充実を求める人々の呼びかけにより、「老人ホームをつくる会」が発足し、建設運動が起こりました。ちょうど、1980(昭和55)年からすすめられた福祉と医療切り捨ての臨調「行革」路線による老人医療費の有料化を含む「老人保健法」が施行された年のことでした。

 

当時は、住民参加の特別養護老人ホーム建設は全国的にも経験が少なく、法人認可に至るまでには多くの困難もありました。しかし、10年にわたる歳月と1万人を超える個人・団体の募金が寄せられ、社会福祉法人の認可を受け、1994(平成4)年4月1日に特別養護老人ホームかりぷ・あつべつを開設することができました。当時、寄付金を寄せられた方々のご芳名は、いまでも施設の玄関のパネルに刻み込まれています。

その後、1998(平成10)からの社会福祉基礎構造改革と2000年の介護保険制度の実施を経て、在宅サービス分野の事業をすすめ、現在、施設のある厚別中央地域に加えて、もみじ台地域と上野幌地域の3カ所でケアセンターを拠点に事業展開をすすめてきました。

社会福祉法人には、他の事業主体と異なり、「公益性・非営利性」を備えているということと、「継続性・安定性」「まちづくりへの貢献」「福祉人材の養成への貢献」という特徴を備えています。そして、営利を目的とせず、その利益は、法人の事業発展とともに地域の福祉増進に充てられるという点です。

また、その財産は出資持ち分が認められておらず、解散時において最終的に国庫に帰属するというものです。社会福祉法人は、対価性のある事業のみならず、自らの財源により非収益的な福祉活動をも行っており、地域の多様な福祉ニーズにきめ細かく対応しています。

 

さらに、社会的な支援が必要な方々に対して福祉サービスを提供することをその使命として、事業への自由な参入・撤退が認められている企業とは異なり、単年度の経営状況等安易な理由により事業から撤退することが許されていません。これによって、社会福祉法人が行う社会福祉事業は、きわめて高い継続性が確保されていなければなりません。

 

そして、子どもからお年寄りまで、住み慣れた地域で安心して住み続けられるまちづくりに貢献することです。

 

こうした事業や活動を通じて、福祉人材養成への貢献として、実習生やボランティアの受け入れ、幼児から小中高生の社会奉仕体験活動、福祉教育等を受け入れており、福祉人材の養成にも貢献しています。

 

私たちは、引き続き、地域の皆様と広くつながり、地域要求に基づく介護・福祉事業と公益的活動を展開し、国の責任で社会保障・社会福祉を充実させる運動をすすめる所存です。

私たちは、今後も利用者と家族の皆様、地域の皆様及び関係各機関の皆様のご期待に応えるべく、役職員一同頑張ってまいります。

 

今後とも、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

利用者、家族の皆様、地域の皆様、私たち社会福祉法人協立いつくしみの会を支えてくださる、全ての皆様のご多幸とご健勝とを祈念し、私の挨拶とさせていただきます。