かりぷトピックス

昨夜のFM dramacity厚別介護物語は、自称聞く力のある「増税メガネ」さんが打ち出す経済対策を検証。

今週に入り「日本のGDP、ドイツに抜かれ世界4位に」との報道。
円安やドイツのインフレなどの要因もあるが、マスコミ報道では長期的な日本経済の低迷を指摘する。
さらに、1人当たりの名目GDPは8位(1990年)➙34位と凋落の一途。

最低賃金は韓国より低く、欧米先進国の3分の2程度、正規雇用と非正規雇用の賃金格差も日本は64.8％、因みにイギリスは85.1％だ。賃金の男女間格差はOECDの平均値が88.4％に対し77.5％、ニュージーランドやノルウェー、デンマークなどは90を超えている。

日本経済の長期低迷の要因を放置したまま「経済」を連呼し、所得税減税などの些末な対応では何の効果もなく、国民はもうだまされない。
減税や一時金は目先の人参そのもの、消費税や社会保険料や自己負担の拡大は恒久的なものだ。
どうやら「増税メガネ」さんは、聞く力どころか国民生活を直視する力もないようだ。

今夜の曲は、浜省の「J.BOY」と「愛という名のもとに」。