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  • 2015.1.20NEW厚別区社保協が結成されました。

厚別区は札幌市内では南区に次ぐ高齢化率の高い区です。区内には、東北以北最大の団地住宅であるもみじ台地域や戸建てと市営住宅が混在する青葉町地域があり、昭和40年代以降に市の造成により整備された住宅地域で、どちらも高齢化率が30%以上と市内で2番目、3番目に高い地域もあり、一部の地域はすでに限界集落に近い状態となっています。医療や介護の問題だけでなく、年金や生活保護、障害者や保育など様々な困難を複数に抱えながらも声を上げることができない人が多く暮らしている地域です。

社会福祉法人協立いつくしみの会が中心となり、厚別区に社保協を結成しようと提案し札幌社保協の協力も得ながら区内の民医連事業所や各種民主団体にも声掛けし、厚別区社会保障推進協議会が結成されました。

加盟団体(個人)は協立いつくしみの会、勤医協もみじ台内科診療所、勤医協もみじ台歯科診療所、不登校の子を持つ親の会トポス、勤医協厚別社員支部、厚別健康友の会、厚別区革新懇、厚別区生活と健康を守る会、新日本婦人の会、札幌東部民主商工会、年金者組合厚別支部などです。今後も加盟団体を増やしていきます。

厚別区社保協は札幌市内10区で8番目の地区社保協であり、札幌市が7区から現在の10区へと分区してからは分区後初めての地区社保協の結成となります。高齢化が高い地域のため医療や介護の取り組みはもちろん重要ですが、それ以外にも多くの取り組みが求められています。現在進められている「新人間裁判」の原告の後藤さんは厚別区の住民であるため一層の支援を図っていくことをはじめ、年金生活者や障害者団体など様々な人々と結びつきながら、区長交渉なども行っていくことを検討しています。今後は北海道社保協や札幌社保協にも結束しながら安心して住み続けられる街まちづくりを進めていきます。

利用者を守り、事業者を守り誰もが安心して住み続けられるまちづくりを進めるためにも、札幌社保協や地区社保協とも連携し、また「介護に笑顔を!北海道連絡会」とも協力しながら、介護保険制度の改善の活動を進めていきます。

厚別区社保協は医療・介護・年金・国保・生活保護・障害・教育・児童など社会保障に関わる様々な問題に取り組み、安心して住み続けられるまちづくりを進める活動を行っていきます。

厚別区社会保障推進協議会代表委員

河原 政勝 (社会福祉法人協立いつくしみの会 常務理事)

村上 仁  (厚別健康友の会 会長)

時田 ひさ子(新日本婦人の会厚別支部 支部長)

細川 久美子(厚別区生活と健康を守る会 会長)